2014年12月23日

現代の住宅事情

■ハウスシック症候群

昨今話題の「ハウスシック症候群」をはじめとした住宅による不健康が問題になっています。
「長年住んでいて問題ないんだから」というのは問題に気づいていないだけ。
気づくのは病気になってから。では、遅くないですか?人生の中で一番長い時間をすごす「家」についてもっと、真剣に考えましょう。

◎「ハウスシック症候群」の特効薬
今までは換気が唯一最大の効果とされていましたが、実は換気だけでは慢性的なホルム等の有害な物質やプラスイオンを有効に減らすことは難しい事がわかってきました。
一時的には窓を開放するなどして改善できますが、閉めたとたん元に戻ります。
先日のテレビ放送「あるある大辞典」でご覧になったかたも多いかもしれません。
そこで紹介された「木炭」「とらの尾」なども有効なようですが、それよりも効果大で、半永久的に効果が期待できるのが、「光触媒」です。

◎「光触媒」
「光触媒」は地球上の物質で8番目に多いと言われています。「光合成」に似た作用です。
すでに、多くの大手メーカーが様々なものに使用をはじめています。
でも、残念ながらまだ認知度が低いために「光触媒」というネーミングを使用していないようです。



■木造住宅とコンクリート住宅

「コンクリート神話」コンクリート住宅って大変強いイメージがありますよね。
でも、コンクリートの強度や鉄筋の数、構造によって30年〜100年まで寿命に巾があります。
ノーメンテナンスで25年経過したコンクリート造のマンションは、ものすごく老朽化して屋根(屋上)の防水・外壁の塗装・給排水設備・電気設備・受水槽・エレベータ・外階段など、見た目だけでなく安全上問題のある箇所がまとまって出てきます。
ところが、木造住宅はというと意外に25年という年数は微妙な年数で、使用している材料や施工方法によってさまざまです。悪い例でいくと20年程で建替えの時期がきますし、良い例でいくと30年経過しても問題なく、さらに10年から20年は大丈夫だろうという家もあります。
今のところコンクリート住宅を購入して30年以上問題なく住むことは不可能なようです。

木造住宅では材料や施工方法さえしっかりしていれば、50年以上耐久性のある住宅を建てることが可能です。それには、建築する工務店や設計事務所を厳選する必要があります。
昨今は10年保証制度が一般化していますが、11年目に甚大な不備が発生しても効力は発揮せず、逆に保証はなくとも(保証されているのはあたりまえになってきてますが)最低限のメンテナンスで50年以上住める家はなんと無駄のないすばらしい家ではないでしょうか。
普通は一生に一度の人生最大の買い物をして25年で廃棄しなければならない「ローコストハイリスク住宅」に魅力を感じるのはおかしいです。リサイクルを地球規模で推進している傍ら次々に老朽化する住宅を取り壊し廃材の山にするのは愚の骨頂といえます。

コンクリート住宅は別名「高気密無断熱住宅」といい、そのために窓周りや壁にものすごい結露が生じます。また、高層集合住宅という性質上、防火のためにサッシはアルミ製しか使用できません。
結露防止の観点からアルミサッシは熱伝導率がものすごく高く、少しの温度差と少しの相対湿度で結露が発生します。
しかしながら、ようやくここ数年前から一部の高級マンションに、「換気システム」や「外断熱」が採用されてきていていますから、あと10年もすれば今とは全く違う住環境性能を持ったコンクリート住宅が出現するかもしれません。



■大手ハウスメーカーと地場工務店

大手ハウスメーカーと地場工務店の大きな違いは、会社規模です。
そこから、営業内容と販売単価や企業の利益の取り方が違ってくるのです。
大手はテレビコマーシャルや広告に莫大なお金をかけています。誰が負担すると思いますか?
もちろん、建て主さんですよね。常設展示場の維持費はだいたい月額200万円〜500万円です。
年間2,400万円〜6,000万円かかるわけです。その他にゴールデンタイムにテレビコマーシャルを流すと地方単位か全国単位かで桁が変わりますが、地方単位でも放送1回100万円以上かかります。
さらに、新聞広告・折込チラシ・ダイレクトメール・・・。ものすごい宣伝広告費をかけるわけです。
たとえば、3,000万円の住宅を建てるときに、原価が2,000万円で利益が400万円・営業経費が200万円・広告宣伝費が400万円となり、これが地場工務店だと、原価2,000万円であれば、利益を同じだとしても、営業経費が50万円・広告宣伝費が20万円〜50万円で2,500万円で完成するわけです。もちろんどんな会社でも、ボランティアではないので利益と経費は絶対必要なわけで、大手でもぼろ儲けをしているわけではありません。大きく宣伝することにより、より多くの顧客を得て、相対的に利益増進を図っているわけです。

しかし、結果として上の例でいう500万円の差額は建て主であるお客様が負担されるわけで、大手の看板という目に見えない安心感を500万円で買うわけです。欧米では、家を建てるときに1年間仕事を休んで建てる方が多くいると聞きます。日本では全く聞いたことがありませんが、これは国民性の違いもあるのでそのまま日本では通用しませんが、せめて、建てることを決めるまでの間休みを返上して、優良な工務店探しをしてはどうでしょうか?如何に安い工務店を探すかというよりも、如何に良心的な小規模な工務店を探すかで、数百万円もの違いが出てきます。

一生に一度の買い物ですから、建てる方は必死になって考えるのは当然ですが、見栄えや看板にごまかされないで、内容を見抜くことが大切です。



■住宅の値段

住宅は高価であれば良い住宅で、安価であれば悪い住宅である。○か×か?答えは×です。
如何に材料を安く仕入れられるかも重要ですし、手間代を安くすることも重要ですが、そういう方向だけ考えていると、良い住宅は絶対に完成しません。安ければ悪いとは単純には言えないということで、逆に高ければよい品質とも言えないのです。しかし、コストに満たない価格は存在し得ないわけで、工務店を維持する経費も絶対必要なのですから、安すぎる住宅にはそれなりの理由があるわけです。住宅だけでなく物には適正な値段があるのです。さらに住宅は既製品はないので適正かどうかを見極める必要があります。
例えば、自動車のような完成度の高い既製品は、新車であればいくら値切っても品質が落ちることはありませんが、住宅の場合は見えないところが無数にあって、コストを安くするために品質を落とそうと思えば、いくらでも落とすところはあるのです。
もし、安いことにのみこだわって住宅を建てようとするならば、高品質のものは可能性がなく、お金のことを考えれば、住宅を持つことよりも賃貸住宅のほうがずっと安く済みます。住宅を建てて所有するということは、単に所有欲を満たすだけではなくて、希望の高い品質を得るものだと思うのです。工務店やハウスメーカーのベテラン営業マンは、如何に高品質に見えるかを力説しますが、現実は現場のことを良く知らなかったり、お施主さんの不利益になることは伏せておいたりと、お施主さんの住み始めてからのことは説明になく、契約を取ることのみに精力を使うわけです。コミッション契約の営業マンはまさにそのかたまりです。中には自社の建物の品質の悪さを知らずに売っている営業マンも存在します。
住宅展示場はいたるところにありますが、その中だけで比較すると、良い品質の建物が見えにくくなるかもしれません。契約される前に、大小様々な工務店やハウスメーカーに足を運ぶことをお勧めします。
posted by とむす at 17:59| Comment(0) | 住宅事情

2014年12月12日

濡れたTシャツ乾いたTシャツ!?

洗濯物のお話です。

Tシャツ1枚を洗濯して干すときに、濡れる前と後でどれだけの重さの差があるだろう?と考えたことはないでしょうか?
サイズにもよりますが、大体乾燥重量で500gあります。洗濯して脱水すると1000gくらいになります。
つまり、500gの水を含んでいるということになります。これを室内に干した場合、500gの水分が室内に湿気となって放出されるわけで、乾燥している時期なら問題ないのですが、梅雨時だと室内の湿度が80%や90%のところに更に湿気を追加すると、だらだらの結露が発生してしまうのです。これが、窓ガラスなどの目に見える場所であれば拭き取るなどして対応できますが、防湿工事が不良で壁の中に結露が発生(内部結露)してしまうと、「黒かび」や「きのこ」の発生となるわけです。
となると、梅雨時の洗濯物はどうやって干すか??一番良いのは梅雨の晴れ間に天日で干すのがよいのですが、それがかなわない場合は室内に干して除湿機を作動させましょう。「電気代がばかにならない!」という方、除湿機を1日3時間まわしても電気代は月額2000円くらいです。家を腐らせ健康を害して近い将来取り返しのつかない金額がかかるかも知れません。どちらが得でしょう?

結露防止は温度と湿度のコントロールが重要です。

建物の構造的には、断熱と防湿が非常に重要です。
posted by とむす at 00:00| Comment(0) | 豆知識

2014年12月11日

オール電化住宅と電磁波障害・第2のアスベスト?!

昨今話題になってきていて、採用される例もかなり増えている「オール電化住宅」について考えてみましょう。

「オール電化住宅」とは?
住宅内でエネルギーを用いて使用する「照明・温水・暖房」に関して電力のみで作動させる設備を完備した住宅をいいます。暖房のみ灯油式だったりする場合は「セミ電化住宅」となります。
なぜ、電力会社は「電化住宅」を推進しているかというと、作った電力を蓄えることができないことと、使ってもらえばもらうほどコスト低減が図れるからです。「電化」というと非常にクリーンなイメージがありますが、実際に電力を作っている発電所は、火力発電所・水力発電所・原子力発電所が主力で、火力発電所のウェイトが軽くはありません。その火力発電を見てみると、電気を作るには重油を燃やしてタービンを回転させ発電しています。一般家庭に届くのには長い距離の送電線を通り、電気エネルギーは半分以下になってしまいます。実に効率が悪く環境にやさしいとは言いがたい状況です。また、原子力発電ではタービンを冷却するために海水を多量に使い、熱くなった海水を海に戻しています。周辺の海の環境が変わってしまっています。そんな現実を考えると環境にやさしいとは思えません。でも、一般家庭内では「燃焼」というものがないので、「クリーン」なイメージが強いのだ゙と思います。照明や家庭電化製品、工業用電力においては現在のところ他に代用が効かないため、電力が必要です。しかし、熱源や温水にまで電力を使用するほどの発電は過剰なのではないかと思われます。電気はないと困りますが、過剰なほどあると溜めることができないので「消費」するように仕向けなければならないのです。それには、一般家庭の住宅を「オール電化」にすることで、1世帯あたり従来の10倍以上の消費が見込めるわけです。

「電磁波」とは?
電線に電気を流すとフレミングの法則により磁力が生じます。電磁力といいます。その磁力線の周波数を高くし高周波にすると近くにある物の分子を動かし、摩擦で熱が発生します。この性質を利用したのが電子レンジです。これは日本の電機メーカーが新幹線の食堂車用に開発したものが最初と言われています。この電子レンジは500W〜600Wの高出力なので金属の箱で覆われ(シールドされ)、箱の外に電磁波が漏れないようになっています。漏れるとどうなるかというと、そばにいた人は高周波火傷をおこします(表面は針の穴のような点の火傷があり、内部の細胞が電磁摩擦の熱で火傷状態になる)。電子レンジでは立体的に暖めるために放射状に電磁力線を発します。
これに対して、IHヒーターは金属のなべやフライパンの平らな底に対して電磁力による熱を伝えるために空中にではなく、IHヒーターの箱の中だけで電磁力を使用し、熱伝導によってなべを暖める仕組みになっています。この仕事をするために2000W〜3000Wを出力します。電子レンジの4〜5倍です。
電子レンジもIHヒーターも高周波火傷をしないように金属の箱で覆われていますが、電磁波が全く漏れないという保証はありません。あくまでもメーカーが抜き打ちでテストをした製品が基準値内であるということなのです。はたして基準値内であれば大丈夫なのでしょうか?たとえばパソコンを使用する人が「電磁エプロン」を着用して使用しています。これは人体に悪影響があるためであり、特に妊婦さんは胎児に非常に影響があるとされているからです。パソコンの電磁波は数十W程度といわれています。家庭用テレビとあまり変わりませんがテレビは離れてみているのでそれほど影響はないようです。IHヒーターは電磁出力はかなり多くすぐそばで使用するので、使用する場合は、「電磁エプロン」の使用を強くお勧めします。パソコンよりも遥かに必要だと思います。特に妊婦さんでIHヒーターを使用している方はすぐにでも購入された方が良いと思います。

「オール電化住宅」の設備の中で「電磁波」が特に関係しているのは「IHヒーター」なので「電気温水器」と「蓄熱暖房機」は「電磁波」の心配はあまりないと思われます。

最近「アスベスト」が話題になっています。使われ始めて30年も経過しているのに、今頃になってです。なぜ今まで公表されなかったかというと、これが原因で死亡したという確証が今ひとつだったことと、公共施設や民間の鉄骨造のビルにはかなり多く使われているため、うかつに公表すると大パニックになることが予想されたため、国は年数をかけて「確証」を固め、関係各所に打診をしながら公表に踏み切ったわけです。使用禁止になったのはつい最近ですからそんじょそこらにあります。内装仕上げ材があるために見えませんが、鉄骨造の建物には必ずといっていいほど使われています。

最近のおしゃれなレストラン・食堂などの天井を見てください。天井がなく構造があらわしになっているのを見たことはありませんか?アスベストに黒く塗装している内装仕上げはありませんか?私はこの1ヶ月の間に2件みつけました。某所のおしゃれなダイニングバーと全国チェーンの焼き肉屋さんです。私は30年後に生きているかどうかわかりませんが、子供たちに中皮腫になってほしくないので、アスベストむき出しのレストランには連れて行きません。この「IHヒーター」も第2のアスベストになるのでは?と言われています。巨大な電力会社や電機機器メーカーの巨大な利権が絡んでいるために、政府はここ数十年発売禁止にはできないでしょう。でも、私は自分の家族には使わせません。「そんなことはない」「そんなのうそだ」と思っている方はどうぞお使いください。この話は「信じる・信じない」の宗教的なものではありません。関心を持たれた方はお調べになってみても良いのではないかと思います。でも、電力の方やIHヒーターのメーカーの方に聞いても無駄ですのであしからず。

ご注意:私は「IHヒーター」の営業妨害をしているつもりはありません。「電磁エプロン」を用いれば問題ないとは思いますから。
posted by とむす at 00:00| Comment(0) | 豆知識