2014年12月10日

火事になっても保険金が出ない保険とは・・・?

通常、家が火事になったら保険金が出て、そのお金で修復できると考えますよね?
ところが、火事になっても保険金が出ない場合があるんです。地震や戦争などで家屋が消失や破損または倒壊しても保険金は出ないのです。とりあえず戦争はそうそうないものとして除外するとして、地震はいつ起こってもおかしくない今日この頃です。なんといっても地震大国ニッポンですから。

地震による家事や家屋の損壊に対応しているのが、火災保険に付帯して契約する「地震保険」です。契約書をよくみると、契約印のほかに地震保険に加入しないことを確認するはんこを押す欄があります。つまり地震による火災で家屋が焼失した場合に保険が適用にならないことを知らなかった、というトラブルがないように厳重に確認されているのです。かつての阪神大震災などでは、昔から地震の少ない地域のために「地震保険」に加入していない家屋がかなりあり、消失したり倒壊しても保険金がもらえない例がたくさんあったそうです。「転ばぬ先の杖」とはよく言ったもので、こういうときに使う言葉でしょう。

保険の契約方式にはいろいろあり、保険金の計算で「再調達価格」か「時価」かということがあります。全焼の場合は満額出ますが、半焼の場合は契約の内容によって金額が変わってくるのです。

火災保険には「建物」と「家財」とがあり、住宅金融公庫を使っている場合は、「建物」担保の火災保険に質権が設定されているので、全焼になった場合は保険金で借金返済できますが、その保険金額が建物の価値に見合っているかどうかは別なのです。つまり、借金は2000万円、建築費は4000万円とすると、2000万円分の火災保険は強制的に契約になりますが、同じ建物に別契約で火災保険はかけられないので、建築費との差額の2000万円分はどこからも出てこないということになります。逃げ道としては、「家財」はかけられるので、限度額いっぱいかけるという方法があります。家族構成や人数での目安はありますが、できるだけ高く設定すれば差額を減らすことができます。

「燃えても保険があるから大丈夫」という考えは危険です。寝ているときに火災があったとして、逃げ遅れそうなとき保険が助けてくれるわけではないのですから。建物自体燃えにくい構造にすべきではあるのです。
posted by とむす at 00:00| Comment(0) | 豆知識
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