2017年01月19日

流し台の排水口

流し台の排水口の汚れでお困りではありませんか?
 ゴミカゴにネットをかけて使用されている方も多いと思いますが、その周辺から排水パイプ、そして排水管、その先排水枡まで、ニオイの元や詰まりの原因となっているのが、石鹸カスと油です。
 石鹸カスは食器などを洗う際の排水のとき水を多めに流すことで管の内部に引っかかるのを軽減することができます。
 油汚れはもっとやっかいで、水を流しても剥がれ落ちてはくれません。油の中でもしつこいのが肉の油です。40度以上のお湯を排水口に流してやると豚肉の油が溶けて流れていきます。これは豚の体温は人間の体温に近く38〜39度。牛の体温は38.8度前後。それよりも少し高い温度のお湯を流すことで油を溶かすことができます。※油の塊によって温度を上げたり量を多く流すといった調整が必要です。高温なほどいいわけではありません。排水パイプが溶けてしまうので60度以上のお湯は流さないでください。
 原則は油は排水口には流さず古新聞などを詰めた牛乳パックに入れて燃えるゴミとして、市町村のルールに従って捨てることをおすすめします。
それでも、排水口の流れが悪い場合は「パイプマン・パイプフィニッシュ」などを使ってみてください。
それでも、流れが解消しない場合は異物が引っかかっていたり、外部の排水枡が油や石鹸カスで詰まっていたりすることが多いので、設備屋さんへ依頼してください。当社への依頼も多々きますが、最も良くないパターンとしては、「ク◯◯アンなどの24時間受け付けの業者へ依頼して5万円以上請求されたけど、完全には直っていない」などというお客様からの依頼が年に数件あります。ク◯◯アンに支払ったお金は戻ってきません。無駄になります。建設業登録や水道工事業登録などを確認し信用できる業者へ依頼してください。「トイレの詰まり」も同じように信頼できる設備業者に依頼してください。

posted by とむす at 16:28| Comment(0) | 住宅事情

2014年12月23日

現代の住宅事情

■ハウスシック症候群

昨今話題の「ハウスシック症候群」をはじめとした住宅による不健康が問題になっています。
「長年住んでいて問題ないんだから」というのは問題に気づいていないだけ。
気づくのは病気になってから。では、遅くないですか?人生の中で一番長い時間をすごす「家」についてもっと、真剣に考えましょう。

◎「ハウスシック症候群」の特効薬
今までは換気が唯一最大の効果とされていましたが、実は換気だけでは慢性的なホルム等の有害な物質やプラスイオンを有効に減らすことは難しい事がわかってきました。
一時的には窓を開放するなどして改善できますが、閉めたとたん元に戻ります。
先日のテレビ放送「あるある大辞典」でご覧になったかたも多いかもしれません。
そこで紹介された「木炭」「とらの尾」なども有効なようですが、それよりも効果大で、半永久的に効果が期待できるのが、「光触媒」です。

◎「光触媒」
「光触媒」は地球上の物質で8番目に多いと言われています。「光合成」に似た作用です。
すでに、多くの大手メーカーが様々なものに使用をはじめています。
でも、残念ながらまだ認知度が低いために「光触媒」というネーミングを使用していないようです。



■木造住宅とコンクリート住宅

「コンクリート神話」コンクリート住宅って大変強いイメージがありますよね。
でも、コンクリートの強度や鉄筋の数、構造によって30年〜100年まで寿命に巾があります。
ノーメンテナンスで25年経過したコンクリート造のマンションは、ものすごく老朽化して屋根(屋上)の防水・外壁の塗装・給排水設備・電気設備・受水槽・エレベータ・外階段など、見た目だけでなく安全上問題のある箇所がまとまって出てきます。
ところが、木造住宅はというと意外に25年という年数は微妙な年数で、使用している材料や施工方法によってさまざまです。悪い例でいくと20年程で建替えの時期がきますし、良い例でいくと30年経過しても問題なく、さらに10年から20年は大丈夫だろうという家もあります。
今のところコンクリート住宅を購入して30年以上問題なく住むことは不可能なようです。

木造住宅では材料や施工方法さえしっかりしていれば、50年以上耐久性のある住宅を建てることが可能です。それには、建築する工務店や設計事務所を厳選する必要があります。
昨今は10年保証制度が一般化していますが、11年目に甚大な不備が発生しても効力は発揮せず、逆に保証はなくとも(保証されているのはあたりまえになってきてますが)最低限のメンテナンスで50年以上住める家はなんと無駄のないすばらしい家ではないでしょうか。
普通は一生に一度の人生最大の買い物をして25年で廃棄しなければならない「ローコストハイリスク住宅」に魅力を感じるのはおかしいです。リサイクルを地球規模で推進している傍ら次々に老朽化する住宅を取り壊し廃材の山にするのは愚の骨頂といえます。

コンクリート住宅は別名「高気密無断熱住宅」といい、そのために窓周りや壁にものすごい結露が生じます。また、高層集合住宅という性質上、防火のためにサッシはアルミ製しか使用できません。
結露防止の観点からアルミサッシは熱伝導率がものすごく高く、少しの温度差と少しの相対湿度で結露が発生します。
しかしながら、ようやくここ数年前から一部の高級マンションに、「換気システム」や「外断熱」が採用されてきていていますから、あと10年もすれば今とは全く違う住環境性能を持ったコンクリート住宅が出現するかもしれません。



■大手ハウスメーカーと地場工務店

大手ハウスメーカーと地場工務店の大きな違いは、会社規模です。
そこから、営業内容と販売単価や企業の利益の取り方が違ってくるのです。
大手はテレビコマーシャルや広告に莫大なお金をかけています。誰が負担すると思いますか?
もちろん、建て主さんですよね。常設展示場の維持費はだいたい月額200万円〜500万円です。
年間2,400万円〜6,000万円かかるわけです。その他にゴールデンタイムにテレビコマーシャルを流すと地方単位か全国単位かで桁が変わりますが、地方単位でも放送1回100万円以上かかります。
さらに、新聞広告・折込チラシ・ダイレクトメール・・・。ものすごい宣伝広告費をかけるわけです。
たとえば、3,000万円の住宅を建てるときに、原価が2,000万円で利益が400万円・営業経費が200万円・広告宣伝費が400万円となり、これが地場工務店だと、原価2,000万円であれば、利益を同じだとしても、営業経費が50万円・広告宣伝費が20万円〜50万円で2,500万円で完成するわけです。もちろんどんな会社でも、ボランティアではないので利益と経費は絶対必要なわけで、大手でもぼろ儲けをしているわけではありません。大きく宣伝することにより、より多くの顧客を得て、相対的に利益増進を図っているわけです。

しかし、結果として上の例でいう500万円の差額は建て主であるお客様が負担されるわけで、大手の看板という目に見えない安心感を500万円で買うわけです。欧米では、家を建てるときに1年間仕事を休んで建てる方が多くいると聞きます。日本では全く聞いたことがありませんが、これは国民性の違いもあるのでそのまま日本では通用しませんが、せめて、建てることを決めるまでの間休みを返上して、優良な工務店探しをしてはどうでしょうか?如何に安い工務店を探すかというよりも、如何に良心的な小規模な工務店を探すかで、数百万円もの違いが出てきます。

一生に一度の買い物ですから、建てる方は必死になって考えるのは当然ですが、見栄えや看板にごまかされないで、内容を見抜くことが大切です。



■住宅の値段

住宅は高価であれば良い住宅で、安価であれば悪い住宅である。○か×か?答えは×です。
如何に材料を安く仕入れられるかも重要ですし、手間代を安くすることも重要ですが、そういう方向だけ考えていると、良い住宅は絶対に完成しません。安ければ悪いとは単純には言えないということで、逆に高ければよい品質とも言えないのです。しかし、コストに満たない価格は存在し得ないわけで、工務店を維持する経費も絶対必要なのですから、安すぎる住宅にはそれなりの理由があるわけです。住宅だけでなく物には適正な値段があるのです。さらに住宅は既製品はないので適正かどうかを見極める必要があります。
例えば、自動車のような完成度の高い既製品は、新車であればいくら値切っても品質が落ちることはありませんが、住宅の場合は見えないところが無数にあって、コストを安くするために品質を落とそうと思えば、いくらでも落とすところはあるのです。
もし、安いことにのみこだわって住宅を建てようとするならば、高品質のものは可能性がなく、お金のことを考えれば、住宅を持つことよりも賃貸住宅のほうがずっと安く済みます。住宅を建てて所有するということは、単に所有欲を満たすだけではなくて、希望の高い品質を得るものだと思うのです。工務店やハウスメーカーのベテラン営業マンは、如何に高品質に見えるかを力説しますが、現実は現場のことを良く知らなかったり、お施主さんの不利益になることは伏せておいたりと、お施主さんの住み始めてからのことは説明になく、契約を取ることのみに精力を使うわけです。コミッション契約の営業マンはまさにそのかたまりです。中には自社の建物の品質の悪さを知らずに売っている営業マンも存在します。
住宅展示場はいたるところにありますが、その中だけで比較すると、良い品質の建物が見えにくくなるかもしれません。契約される前に、大小様々な工務店やハウスメーカーに足を運ぶことをお勧めします。
posted by とむす at 17:59| Comment(0) | 住宅事情